Worlds 2019 各チームのザヤ対策 part13

続き

FPX vs G2

Game1
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FPX が青サイド選択。

FPX : アカリを消すかと思ったけどシンドラだったのが意外。とにかく Perkz のプールを削りたかったらしい。ノーチラスファーストも意外。ライズとの選択だったと思うが、ライズは対策済みということだろうか。カイサ、ザヤ、ヴァルスが消えて、ヴァルスタムケンに何を出すのかと思ったが、シヴィアだった。レーン強者に対してレーニングを拒否するためにしばしば使われるチャンピオン。強いピックではないが理解はできるピック。ブリンクを持たないキャリーに対してゾーニングができるGP、ブリンクを持たないキャリーの保険を作れるスレッシュと効果的なピックをそろえることができた。全体としてはエンゲージ集団戦構成。GPとシヴィアのAOEが強い。ただし、パワースパイクは遅め。リーシンが序盤を支えられなかったら負ける。試合では、ノーチラスの top ロームでアドバンテージを握ることができた。G2の反撃も鋭く、スノーボールはできなかったが、キル交換、オブジェクト交換を繰り返してるうちにシヴィアがフルビルドになってその有利を押し付けて勝ったって感じ。SKT戦でG2が見せたバロン後のマクロの動きもうまく返していて、G2に反撃のチャンスを与えなかった。ドラフト的にはやや有利くらいの印象。インゲームでチャンスを逃さなかったのが大きい試合。

G2 : 青サイドカイサ ban の法則でザヤ ban 。ザヤ、カイサ、シンドラ、グラガスヤスオが消えてしまったので、bot で出せるものがほぼない。ヴァルスタムケンは取りたかったというより取り上げた印象。取られるとレーニングがどうしようもなかったのだと思われる。ただし、ヴァルスタムケンとセットで取らなければならなかったので、jg のピックが後回しになってしまった。リーシンを取られている状況でレクサイ、オラフを ban されているので、エリスは取らされている状態。もちろん序盤の jg としてはかなり強い方だし、悪くないピックだが、リーシンに勝つのは難しい。うまくドラフトを作られてしまった。ラストピックのパイクは予想外。アカリが空いていたので取るかと思ったが、ノーチラス相手のレーニングはやりたくないということだろうか。あまり理解はできない。プレデターでTPまで持っていたので、相手のローミングについていきたいという意志は伝わった。結局試合ではノーチラスにローミングされまくって試合のテンポを失ってしまった。ティアマト買えるまでは絶対にプッシュ負けするので仕方ない。本来はパイクのウルトでゴールドの水増しをしたかったと思うのだが、FPXの対応がうまく、簡単に稼がせてもらえなかった。結果論だけどアカリでシヴィアやGPに対するプレッシャーを作った方がよかったかもしれない。ドラフトはパイク以外は仕方ないのかなという印象。赤サイドなので挑戦的なドラフトをするかなとも思ったが、準備ができなかったようだ。インゲームのパフォーマンスもそこまでよくなかった。ヴァルスのレーニングの強さでアドバンテージをもっている時間帯もあったが、Mikyx がタムケンをピックしている影響か戦う機会をうまく作れなかった。赤サイドは絶望的だと感じた試合。

Game2
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G2 が青サイド選択。

G2 : グラガスファースト。グラガスヤスオをやるか、カイサをやるかという選択。ノーチラスを切っているのでグラガスヤスオを選ぶのも理解できる。代わりにライズを取られてしまうが、ライズを取り上げるとカイサグラガスと取られて bot で出せるものがなくなる。仕方がない。アカリを取ったのは意外といえば意外。Game1 で取らなかったので、取る準備がないのかと思っていた。問題はリーシンを取られてやっぱり jg のピックが苦しくなったこと。オラフレクサイを ban されたので、グラガス jg をやるとドラフトとしては効率がいい。なぜそうできなかったかというと、おそらく bot で出せるものがなくなるから。リーシンに対してグラガスを出すのも別に強い返しではない。FPXとしてはグラガス jg やれないよね?といった感じでオラフレクサイを ban してきてる。めちゃくちゃ苦しい。結局エリスを出さざるを得なくなり、Game1 と同じマッチアップを作る羽目になった。トリスを取ったのも意外。ライズに対するカウンターとして今大会ピックされていたチャンピオン。悪いピックではなかったと思うが、ライズがイグゾーストを持ってきて動きにくくなった。相手の対策にやられた。ガリオもきつかった。グラガスに対するレーニングが強すぎるし、アカリが入っていったときにピールされる。ピックオフや少数戦が得意な構成。集団戦の時間になるまでに有利が欲しい。問題は 序盤の jg が有利を作りにくいこと。リーシンにテンポを取られるので厳しい。苦しいドラフトになった。試合ではレーニングで
カイサに苦しいレーニングをされ、ドラゴンファイトでさらにカイサにゴールドが集まってスノーボールされて終わった。グラガスのEフラッシュをフラッシュで避けられたら心折れる。

FPX : ザヤは ban 。カイサを取られても困ることがないので、カイサ ban の有無に関係なくザヤを ban できる。ピックオフ、少数戦、集団戦、スケーリング、カウンターエンゲージ、エンゲージ割と何でもできる。エンゲージはクレッドくらいなので強力というほどではない。オブジェクトをからめないと集団戦は起こせない。カイサガリオがレーニングを勝って、少数戦でキルもかせいでスノーボールして終わった。ドラフト的にも有利だし、試合内容も圧勝。完勝。

Game3
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FPX が青サイド選択。

FPX : ザヤファースト。青サイドカイサ ban の法則を使ったけどラカン ban だったので取るしかない。ザヤ対策をしてきたということだろうが、取られるわけにはいかない。ノーチラス、ラカンがいないときにザヤの相方は何だろうと思っていたが、スレッシュだった。ノーチラスに対して相性が悪いと言われていたので意外と言えば意外。ただ、ザヤ、GP、ガリオとブリンクのないキャリーだけだったので必要なピックだった。また、強いマークスマンが消えてる状態だったので、ノーチラス相手でもレーニングは負けないということかもしれない。ラストピックのベイガーがきつい。J4 のウルトはスレッシュのランタンでカウンターできていたが、ベイガーの E は無理。GP以外の4人がゾーニングを受ける。むしろGPがいるだけましだったかもしれない。全体としてはカウンターエンゲージ構成。エズのポークが止められないので一度負け始めるときつい。試合では、ザヤのレーニングの強さでテンポを握ったが、ベイガーのゾーニングとエズのポークでスノーボールしきることはできなかった。スニークバロンからのバロンシージでは、ベイガーのゾーニングが厳しくタワーシージは難しいかと思っていたが、Doinb のスプリットから Tian がベイガーを捕まえる素晴らしいアイデアで集団戦を作ることに成功。2回目のバロンの反転から試合を終わらせた。ドラフト的にはザヤ対策を用意されて、やや苦しんだ印象。GPを ban されていたら本当に詰んでいたかもしれない。ドラフトの不利をインゲームで取り返した試合。地力を感じた。

G2 : Game1 でザヤ ban でうまくいかなかったのでラカン ban でザヤをカウンターする方向に変更。エズリアルのポーク、J4のウルト、ベイガーのゾーニングがザヤに刺さる。スレッシュを取られたので J4 は効いてない。ベイガーがとにかく刺さったので、ドラフト的には有利を取れた。悔やむべきところがあるとすれば、GPを ban しなかったこと。アカリを ban した枠で GP を ban していたらどうなっていたのかと思ってしまう。アカリはベイガーのゾーニングを受けるタイプなので、ベイガーピックが決まっていたとしたら ban しなくてよかった。おそらくベイガーとは決まっていなくて、エズリアルに届くアサシンを消したのだと思われる。試合ではベイガーの存在感が強く、有利が作れるかと思ったが、隙をつかれてバロンを取られ、バロンシージもうまいアイデアでやられてしまった。ドラフトは負けていなかったと思うので、普通に実力で負けた。



やっぱり Perkz のプールが厳しかったなあという印象。その影響で jg のマッチアップも苦しくなった。というか Doinb のノーチラスのフレックスがドラフトで強すぎる。これにドラフト勝ちするのは基本的に無理。mid ベイガーが最後効いていたので、あれで勝てていたらシンドラが空いたりして新しいドラフトの流れが作れたかもしれない。

今年は全体的に去年よりレベルが高かったし、決勝は3-0だったけど楽しめる内容だった。

macro11

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