Worlds 2019 各チームのザヤ対策 part9

続き

GRF vs IG

Game1
grfvsiggame1.jpg

GRFが赤サイド選択。青サイド有利と言われているが、ラストピックでソロレーンのカウンターを取られるのがきついという判断だと思われる。

IG : キヤナファースト。ザヤは取られてもいいですよという姿勢。ガレンユーミが見えたのでルルコグで対策。対策とは言うもののコグマウはガレンに対して強いが、ユーミに対しては弱い。ただ、コグマウが死んでもキヤナ、ヤスオ、グラガスがダメージを出せるのでそこまで大きな弱点いにはならない。キヤナファーストをしたが、ミニナーくらいにしか効かない相手をそろえられた。その代りコグマウが刺さったのでやはり大きな弱点にはならない。スケーリングも勝っているので、エリスの序盤にだけ気を付けていればいいかなという印象。
実際の試合ではコグマウが生き残る集団戦が1回あってそれ以降コグマウがとまらなくなった。

GRF : ユーミでザヤを牽制。グラガスではなくエリスを優先したのが意外。エリスを取られてwin レーン win ゲームをやられると対処不能ということだと思われる。ただ、レーンのマッチアップを気にしすぎてキャリーがいない構成になった。コグマウに届くのがユーミのウルトだけなので1回ウルトが外れると終わる。win レーン win ゲームを気にしてたはずなのに先出しナーにヤスオを当てられたのが痛い。Sword はずっとボコられてた。本当はエリスが介入したかったけどレーン状況的にそんなチャンスも作れなかった。
実際の試合ではコグマウを倒す集団戦を何度も続けることができていたが、1回倒すことができなくてそのまま終わった。綱渡りをし続けないといけない構成を作ってしまった。構成負け。

Game2
grfvsiggame2.jpg

IGが赤サイド選択。ラストピックの強みを生かしたいらしい。

GRF : ジェイスファースト。ザヤに対してポークが効くので取られてもいいという姿勢。ザヤラカンを取ることはできたが、ルブランのポークがきつい。かなり早くルブランが見えたにもかかわらずカウンター要素がガリオしかいないのも痛い。J4 ガリオを作ることができたのでカイサノーチラスには強い。問題はラストピックのケイル。J4 ガリオに対して無敵はかなりカウンター。ブラッドミア、ライズ を ban して TheShy のスケールチャンピオンを対策したが、それでもケイルを出されてしまったのでドラフト上失敗している。試合ではジェイスが序盤勝っていたが、サイドレーンを押し続けるケイルをとがめることができず、気づいたらケイルが育って終わった。Sword のローテーションが悪かったとも言えるし、チームとしてとがめるコールが出なかったのも悪かった。

IG : ルブランの先出しが意外。非マークスマン bot をやられていた可能性があるのでピックするにしてもよくないタイミングだと思われる。カイサを先出ししておいてザヤラカンに対してルブランを返す方が理にかなっている。J4 ガリオが刺さっているがケイルのウルトである程度緩和できてる。どちらかというとラカンのエンゲージの方が危ない。ザヤ対策としてはルブランのポークとケイルのスケーリング。そこまで手厚いわけではないが、どちらも実践できたので問題なかった。

Game3
grfvsiggame3.jpg

GRFが赤サイド選択。

IG : キヤナファースト。カイサモルガナでレーニング。ブラッドミアで張り付き。ザヤ対策としては手薄。ブラッドが飛び込むのが一番効くが、ケイルのウルトで緩和されたのが痛い。キヤナを優先したが、仕掛けを回避しやすい(エリス、ザヤラカン、ケイル)チャンピオンとタンクをピックされて仕事がなくなった。モルガナがザヤラカンをレーニングで抑えつけないと厳しい構成。試合では、サイオンをカイサが倒す前にブラッドが倒される展開が続いて終わった。ミクロの強さで惜しいシーンを何回か作れたが一歩及ばなかった。

GRF : ザヤ+タンクの構成。カイサ相手にサイオンはカイトされてしまうが、相手に疑似タンクのブラッドミアしかいなかったので解かしあいでは有利。本来はザヤがブラッドに倒されてしまうので有利を作れないはずだったが、ケイルのウルトでブラッドのバーストをカバーできたことが大きい。試合ではブラッドが育ってしまったが、いくら育っても無敵で返せるので問題にはならなかった。一度もザヤが倒されずに押し切った。

Game4
grfvsiggame4.jpg

IGが赤サイド選択。

GRF : ジェイスファースト。ザヤ+タンク構成。Game2と違うのはルブランを ban してグラガスを開けたこと。結果的にはグラガスもきつかった。グラガスに対してカーサスを出すドラフトはよく見られるが、グラガスのウルトのコントロールをもろに受けるのであまりいいピックではないと思う。ジェイスとザヤがグラガスのコントロールを受けていたので、さらにきつくなった。Game3 に引き続きサイオンをピックしたが、今度は相手にカイサとケイルがいるので簡単に解けてしまう。試合では Sword がTP直後にガンクを食らってデスしてしまい、それ以降ケイルがレーンのコントロールを取ってスノーボールして終わった。

IG : カイサレオナでレーニング。グラガスでコントロール。ケイルのスケーリング。ザヤ対策としては十分。レオナはザヤに対して仕掛けにくいが、ウルトでザヤのウルトを確実に使わせられると考えると十分仕事はある。エイトロックスピックはあまり刺さらなかった印象だが集団戦は一応強かった。TheShy のスケーリングチャンピオンはダメなのがよくわかった試合。



FPX vs FNC

Game1
fpxvsfncgame1.jpg

FPXが青サイド選択。普通はこうなる。IGというチームが特殊すぎる。

FPX : ザヤファースト。構成がどうというより全員得意チャンピオンをピックできたという印象。試合内容もオブジェクトがからんだ集団戦というより少数戦で競り勝ち続けてスノーボールした。一応、ユーミのポークに対して強力なエンゲージがしやすいカミール、ラカンが取れているし、ライズのウルトもエンゲージとして機能していたので、構成の有利は取れている。

FNC : ザヤ対策はユーミのポークくらい。TFもAPならポークができるが、ガレンユーミだったため構成のバランスをとってADにいかざるを得なくなった。ラストピックのレンガーは開始2分半でソロキルをしてピックした意味を見せた。少数戦でもザヤを取り切る活躍を見せていてザヤに対するプレッシャーになっていた。問題はエリスのピック。序盤から動かなければいけないが、Tian のオラフにコントロールし続けられて後手を踏み続けた。リスキーなドラフトを取ったが、それが響いたというよりはプレイヤースキルやゲーム理解度の差が出て負けた印象。

Game2
fpxvsfncgame2.jpg

FNC が青サイド選択。

FNC : カイサファースト。GP、TFと得意なチャンピオンを取った。問題は機動力に欠けるキャリー3体がそろってしまったこと。グラガスの圧力を3人が受ける状態で受け切るのが難しい。一応アリスターをピックできたのでナーのエンゲージは何とか対処できる。相手もヴァルス、ケイルと機動力に欠けるキャリーだがタムケンのピックである程度カバーできている。カイサをピックできたが、ケイル、ヴァルスと1v1はできないのでウルトの使い方が難しい。フロントラインの解かしあいでもケイルのスケーリングがあるので難しい。ケイルのファームを阻害するか、GPのウルトのゾーニングで有利な形を作らないと集団戦は厳しい。試合では、ヴァルスをつぶしに行って逆に返り討ちに合い、スノーボールされて終わった。やっぱりTian のコントロールを Broxah が抜け出せずに終わった印象。ヴァルスタムケンは一度見ていたはずだがドラフトで対策することはできなかったようだ。

FPX : ザヤは ban 。カイサを取らせた方がカウンターはしやすいという判断だと思われる。実際ヴァルスタムケンでレーンのコントロールは一切失わなかった。

Game3
fpxvsfncgame3.jpg

FPX が青サイド選択。

FPX : ライズファースト。先に見せた3つのピックがベイガーでカウンターされたのが痛かった。カイサ対策としてルシアンノーチラスをピックしたが、どちらもベイガーにカウンターされている。序盤勝って131の形を作れなかったら終わり。優先してピックしたレネクトンがオーンでカウンターされたのも痛い。最序盤は何とかイーブンに戦えていたが、ベイガーにGLP800ができてからはキャッチングされ続けて終わった。タワー下にいてもつかまって倒されてしまうのでどうしようもなかった。Worldsのメタ的にレンジの短いキャリーが優先されやすいのでベイガーを取られると詰みやすい。

FNC : ザヤは ban。アカリ、グラガス、GPと消されてしまうとザヤをコントロールするのが難しい。ポークではなくゾーニング系で対策したい。
アカリ対策のベイガーかと思っていたがライズ対策でもあった。というかかなり環境に刺さっていることが判明した。序盤の少数戦も強いし、ライズのスケーリングに対してオーン、ベイガーである程度対抗できる。ベイガーがGLP800を積んだだけで圧倒的なパワースパイクを迎えて圧勝・・・のはずだったが一度スローして最後はライズが1v9する前にぎりぎり勝つことができた。ベイガーのパワースパイクが早すぎることが判明した試合。

Game4
fpxvsfncgame4.jpg

FNC が赤サイド選択。

FPX : グラガスファースト。ベイガーを ban したらグラガスもライズもピックできてしまった。カイサ見てからヴァルスタムケン。top も得意チャンピオンがピックできて不満がない。エンゲージ、ディスエンゲージ、少数戦、集団戦、131、何でもできる構成。スケーリングもライズがいるので問題ない。

FNC : ザヤは ban 。グラガスのプレッシャーが厳しい。ライズのカウンターとしてカシオペアを出したが前に出れない。やっぱりカイサのウルトが難しい。ライズ、ヴァルス相手では入りにくい。カミールのウルトだけはケイルのウルトでカウンターできている。グラガスは無理。パイクを使った少数戦でテンポを作りたい。試合では Tian のコントロールを Broxah が対応できず、ヴァルスがスノーボールしてしまった。あと Doinb のライズが強すぎた。



グラガスが強すぎる。エリス、リーシン、レクサイで最序盤を抑えられないともう手が付けられない。
ザヤ対策だけでなくグラガス対策にも注目していきたい。

macro11

この記事へのコメント